FPわかし’s blog

目指せ!お小遣い投資家

1万円はお金ではない!? その1

1万円札を持っていたらよく見てもらいたいのですが、そこには「日本銀行券」と書いてあります。千円札でも五千円札でも同じですが、紙幣(紙のお金)は実はお金ではないのです。お金は大切と思っていても、意外とお金のことを知らない人も多いです。ここでは…

ライフコストを把握する その2

ライフコストを把握するための項目を説明しましたが、ここではライフコストを把握する方法を説明します。買い物した時に毎回家計簿をつけるのはたいへんですので、ほとんどの人は継続できません。私も家計簿をつけるのは無理ですし、皆が継続できないから毎…

ライフコストを把握する その1

『お小遣い投資家』の最終ゴールであるミニマムセミリタイヤを実現するにはライフコストを把握する必要があります。資産収入でライフコストを支払うのですから、ライフコストの金額によってミニマムセミリタイヤ実現の資産額も決まってきます。 ライフコスト…

株価が動く2つの理由

株価は日々上がったり、下がったりしますが、そもそもなぜ変動するのかをここでは考えてみます。他の項目と異なり、あえて「説明する」とか「解説する」という表現を使いませんでした。それは、答えを知ることが大切なのではなく、自ら「なぜだ?」と考える…

9.最終ゴールに向かって

これで『お小遣い投資家』の説明は全てです。後は「買う」「持つ」「売る」「待つ」というアクションサイクルをしっかり回しながら、その精度を上げ、投資金額を上げ、月1万円のお小遣い(年間配当15万円)を実現しましょう。そして、最終ゴールであるミニマ…

8.待つ-現金化しておく

アクションサイクルの4つ目は「待つ」です。株価が購入株価を超えて、「売る」ルールに従い売った後は、現金化したまま待ちます。次にまた購入株価まで株価が下落するまでのんびり待ちます。 アクションサイクル (4)待つ 「持つ」と同様に、ここでも特に…

7.売る-売り注文を入れる

アクションサイクルの3つ目は「売る」です。株価が購入株価を超えてきたら「売る」準備が必要です。そのために「売る」という判断基準(ルール)を明確にしておきましょう。 アクションサイクル (3)売る ここで大切なことは、天井(最も上がる株価)を追…

6.持つ-配当をもらう

アクションサイクルの2つ目は「持つ」です。購入株価で買った銘柄をじっと保持しつつ配当をもらいます。 アクションサイクル (2)持つ ここでは特にやることはないのですが、投資ノートに追加で記録をつけておきましょう。投資対象を絞り込む際に、その銘…

5.買う-買い注文を入れる

ここからは取引の方法を説明していきます。やることは「買う」「持つ」「売る」「待つ」の4つあり、これらを投資のアクションサイクルと呼びます。この投資のアクションサイクルを正しい手順で繰り返すことが大切です。まずは、最初の「買う」を説明します。…

4.投資条件を決める(投資金額)

これまで、投資対象(何に)と購入株価(いつ)を決めました。ここでは投資金額(いくら)を決めます。投資できる金額は一人ひとりによってかなり差が出るでしょうから、一概にいくらというのは決められませんが、まずは最小単位にするのがよいでしょう。 最…

3.投資条件を決める(購入株価)

投資対象が決まったら、次にやることは「いつ投資するか」という投資タイミングです。株価は常に変化していますので、投資対象の株価がいくらで投資するのかという購入株価を決めます。この購入株価を投資ノートに書いておき、その株価になるまでじっと待ち…

2.投資対象を決める

証券口座、銀行口座、NISA口座が開設されたら、銀行口座へお金を送金して投資の準備が整います。まずは『お小遣い投資家』として投資対象を選びます。具体的には、大型高配当株・JREITを対象として銘柄を選定します。第3章で詳しく説明しましたが、銘柄選定…

1.証券口座をつくる

第5章では、いよいよ『お小遣い投資家』として投資を始める方法を説明していきます。これまで、投資家としての哲学、お金を投資に回す習慣、『お小遣い投資家』の特徴といった点から準備してきました。今一度、これらの内容を踏まえて、実際の投資を始めてい…

クーポン・割引券を活用する

ここでは「現金以外」の解説としてクーポン・割引券を活用する方法を説明します。クーポンや割引券を使えば、支払うお金を減らすことができ、お金を残せますので節約になります。クーポンや割引券は幅広くたくさんありますので、色々調べてできるだけ活用す…

ポイント・マイルを活用する

ここでは「現金以外」の解説としてポイント・マイルを活用する方法を説明します。ポイントやマイルはお金と同様に支払いに使えます。お金の代わりにポイント・マイルを使えば、お金を残すことができ節約になりますので、できる限りポイント・マイルを利用し…

フリマ・オークションを活用する

ここでは「現金以外」の解説としてフリマ・オークションを活用する方法を説明します。具体的には、メルカリなどのフリマ(フリーマーケット)やヤフーオークションで個人間取引を活用する方法です。どうしてもお店の新品でないと困る場合は別ですが、幅広く…

株主優待・ふるさと納税を活用する

ここでは「現金以外」の解説として株主優待・ふるさと納税を活用する方法を説明します。株主優待というのは、株を買うことで配当とは別にもらえるプレゼント品です。プレゼント品には、金券や割引券、お米や水、その他様々な商品があります。これらをもらう…

最安値で買って支出を減らす

ここでは「最安値」について解説します。最安値というのはその言葉通り、最も安い価格で買うということです。ただ、とにかく安いものを買おうということではありません。ここでいう最安値とは、同じ価値なら安い価格の方がいいということです。そして、同じ…

主機能を買って支出を減らす

ここでは「主機能」について解説します。ここでいう主機能とは、モノが持つ本来の機能(価値)です。それ以外は付随機能と呼びます。例えば、エアコンの主機能は冷房であり、暖房やその他の機能は付随機能です。エアコンの価値とは高温が引き起こす様々な不…

収入を増やす方法

ここでは収入を増やす方法を解説します。一般的には、出世する、転職する、副業するなどと言われますが、ここでは誰でも確実に収入を増やせる方法を説明します。 その方法は「共働きする」ということです。収入が増える画期的な方法を期待していた方には申し…

お金が貯まるルール

投資するお金を確保するため、倹約タイプのお金が貯まる流れをつくるにはルールが必要です。収入、消費、浪費、貯蓄という4つの項目でお金を管理します。収入は入ってくるお金、消費は生活費(ライフコスト)、浪費は生活費以外(レジャーコスト)、貯蓄は投…

お金の流れを整える

投資をお金に回すという点でまず考えたいのがお金の流れです。投資家が重視すべきことは、収入が高い(お金がたくさん入ってくる)ということよりも、収入と支出のバランスがとれているか(お金が残るか)です。お金が残るということは、そのお金を投資に回…

11.ここまでのまとめ

第1章から第4章まで『お小遣い投資家』について説明してきました。第5章から投資の実践に入っていきます。その前に、もう一度これまでの重要ポイントをまとめておきます。一般的な投資の「常識」と異なることも多くありますので、じっくり内容を理解いただき…

10.投資する対象(JREIT)

『お小遣い投資家』の投資対象として大型高配当株を挙げましたが、JREITも投資候補に含めます。まず、JREITですが「Japan Real Estate Investment Trust」の略語で、株と同じように市場で自由に売買できる不動産投資信託を意味します。簡単に説明すると、個…

9.投資する対象(大型高配当株)

ここからは『お小遣い投資家』が何に投資するか説明していきます。投資対象に興味がある方が多いと思うのですが、あえてこの章の最後に説明することにしました。というのは、投資が成功するかどうかは、投資対象(何に投資するか)より、投資家としての考え…

投資を始める準備

第3章では、投資を始める準備として「お金」について説明します。具体的にはお金を投資に回す考え方と方法を説明してきます。投資を始めるにはお金が必要ですが、そのお金をどう確保し、どう投資に回して資産を増やしていくのかを理解しなくてはなりません。…

分散投資と集中投資

投資のやり方でよく話題になるのが「分散投資と集中投資はどちらがいいのか?」というものです。結論から言うと「どちらでもいい」ということになります。これは、東京から大阪へ移動するときに、飛行機がいいか、新幹線がいいかという質問と同じで、目的に…

8.必要となる知識 その2

『お小遣い投資家』にとって必要な知識として、ファンダメンタル分析やテクニカル分析、そして四季報ではないという説明をしてきました。その説明を踏まえて、ここでは『お小遣い投資家』が必要とする知識を解説していきます。 『お小遣い投資家』は、これま…

7.必要となる知識 その1

投資に関して身につけるべき知識はたくさんありますが、ここでは『お小遣い投資家』として必要となる知識を説明していきます。どんな知識が必要で、どんな知識が不要なのかを区別しながら、必要な知識を理解していきましょう。 投資を始めると最初に言われる…

6.損切(ロスカット)しない その2

損切をしないということを機関投資家のケースで説明しましたが、ここではトレーダーのケースで説明します。トレーダーは価格の値動きに着目し、相場の上がり下がりの差を利益として狙っていく人たちです。デイトレーダーという言葉もありますが、まさにリア…