FPわかし’s blog

目指せ!お小遣い投資家

8.待つ-現金化しておく

アクションサイクルの4つ目は「待つ」です。株価が購入株価を超えて、「売る」ルールに従い売った後は、現金化したまま待ちます。次にまた購入株価まで株価が下落するまでのんびり待ちます。

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アクションサイクル (4)待つ

「持つ」と同様に、ここでも特にやることはないのですが、投資ノートにいくらで売却したかという記録を追加しておきましょう。次に同じ銘柄を買うときの参考になりますし、売却益としていくらお金が増えたのかということも後から確認できます。売却益は配当と異なる臨時ボーナスとなりますが、中身は配当の前倒しです。ですので、売却益をお祝い感覚で使ってしまうのではなく、配当と同じように扱いましょう。

 

ここで大切なことは、投資ノートに書いた購入株価よりも高い株価で「買う」をスタートしないことです。売却益が入ってお金は増えているし、何もしていないと暇ですし、また何かに投資したい気持ちになります。しかし、相場は海の波と同じで、待つしかないという場面があります。投資のスタートは常に一時的な暴落からであり、株価が購入株価に下がるまでのんびり待つことが必要です。「持つ」と「待つ」は場合によっては数年間かかります。投資では何もしないという時間があっていいのです。大切なので繰り返しますが、『お小遣い投資家』として成功する秘訣は「のんびり」です。

 

ちなみに、私は「待つ」サイクルにいるときは勉強しています。他に投資対象となる銘柄がないか?投資している銘柄の信頼度を上げる情報はないか?といったことを調べます。また、他の個人投資家の投資方法を学んだり、JREITの理解を深めるためにJREITのしくみを勉強したりしています。また、購入株価や売却ルールを見直したり、過去の取引から反省すべき点や改善すべき点を探ったりしています。