FPわかし’s blog

目指せ!お小遣い投資家

お金が貯まるルール

投資するお金を確保するため、倹約タイプのお金が貯まる流れをつくるにはルールが必要です。収入、消費、浪費、貯蓄という4つの項目でお金を管理します。収入は入ってくるお金、消費は生活費(ライフコスト)、浪費は生活費以外(レジャーコスト)、貯蓄は投資に回すお金です。

 

収入=消費+浪費+貯蓄

収入(通常は会社からの給与)から消費と浪費を引いて、残ったお金を貯蓄に回すという発想ではなかなか貯蓄できません。貯蓄をしようと思っていても、色々と出費が重なり思うように貯蓄できないという人が大多数です。これは貯蓄できない人のせいではなく、ルールがよくないのです。

 

収入-貯蓄=消費+浪費

収入から貯蓄を先に引いて、残ったお金で消費と浪費するというルールにすると貯蓄することができます。最初から無いものとして貯蓄に回し、残ったお金で何とかやりくりするということです。貯蓄する金額は少なくても構いません。大切なのは、毎月お金が残っていくというお金が増えるパターンをつくることです。

 

できれば給与が入ったらすぐに別の口座に貯蓄のお金を移動するというルールにしましょう。なお、こういった話になると会社の財形貯蓄を利用するのが良いということも聞きますが、貯蓄したお金を投資に回せなければ意味がありませんので、ここでは財形貯蓄を利用しません。もし、財形貯蓄を利用するなら「財形住宅貯蓄」(住宅の取得や増改築のための資金を5年以上積み立てる制度で550万円までの利息が非課税)など目的に応じて活用するのがよいでしょう。

 

「収入-貯蓄=消費+浪費」というルールを確実に守るため、収入を上げる、支出(消費+浪費)を下げるという方法を説明します。収入を上げる方法は次のブログで解説します。その後、支出を下げる方法を複数回に分けて解説します。

 

ここでは最後に支出を下げる方法の前提となる考え方を説明しておきます。支出を下げるには節約することです。ここでいう節約とは「必要なものを買いながら現金を減らさない」と定義します。必要なものをムリに我慢することではなく、現金を減らさないということに着目します。これにより実質的に「消費+浪費」が減り、その分「貯蓄」が増えることになります。

 

節約というと何かを削るという発想が強いのですが、その反動がどこかに現れます。ダイエットなどもそうですが、ムリをすると必ずリバウンドがきて、むしろ逆効果になってしまうこともあるのです。ですから、できる限り今まで通りの状態を続けながらお金を残す(貯蓄に回す)という方法をとります。

 

節約するには、節約ルールを決めて守ることが必要です。具体的なルールは以下の3つです。この3つの詳細は後ほど解説しますので、このルールを参考に節約して貯蓄の金額を上げましょう。

1.主機能、2.最安値、3.現金以外