ポイント・マイルを活用する
ここでは「現金以外」の解説としてポイント・マイルを活用する方法を説明します。ポイントやマイルはお金と同様に支払いに使えます。お金の代わりにポイント・マイルを使えば、お金を残すことができ節約になりますので、できる限りポイント・マイルを利用しましょう。
まず、ポイントについてですが、主に2種類あります。特定のお店でのみ使える専用ポイントと様々なお店で使える共通ポイントです。ここでは共通ポイントの活用方法を説明します。ポイントについて大切なことが2つあります。1つは有効期限を確認すること、もう1つはポイントが目的ではないことです。有効期限が切れてしまうと失効するので有効期限内に使うようにしましょう。また、ポイント欲しさに買い物するのは本末転倒ですので、あくまで必要なものだけを買うことが前提です。
ポイントは単体で考えるのではなく、QRコード決済、クレジットカードと連動していますので、これらをセットで考える必要があります。2020年時点での共通ポイントは主にTポイント、Dポイント、Rポイントの3つです。Tポイントは昔からあるポイント制度で聞いたことある方も多いと思います。近年、そこへNTTドコモが提供するDポイント、楽天が提供するRポイントが拡大してきて3大ポイントとなり、競争が激しくなっています。
ポイントは1つにまとめておくのが効率的ですので、まずどれかを選ぶ必要があります。それぞれに特徴があるので、どれが良いというわけではなく、自分に合ったものを選びます。大切なのは、QRコード決済+ポイント+クレジットカードを連動させメリットを最大化することです。
[QRコード決済]-[ポイント]-[クレジットカード]
[PayPay]-[Tポイント]-[Yahooカード]
[D払い]-[Dポイント]-[Dカード]
[楽天Pay]-[Rポイント]-[楽天カード]
ちなみに、私はRポイントを活用しているで楽天Payと楽天カードを利用しています。楽天で家族カードもつくり、ETCカードもつくり、ほとんどの支払いを楽天カードから決済しています。さらにPayPayやD払いのときも楽天カード決済に設定しています。こうすると、楽天ポイントがどんどん貯まっていきます(楽天カードで決済すると1%が楽天ポイントで還元されます)。
なお、日本政府がキャッシュレス・消費者還元事業を行っており、日本も世界の国々と同じようにキャッシュレス社会になっていくでしょうから、今後は「QRコード決済+ポイント+クレジットカード」を上手に活用することで、ポイント活用のメリットが増えてくると思います。
次に、マイルについて説明します。マイルとは日本航空(JAL)や全日空(ANA)が提供しているサービスで、主に飛行機に乗ることで貯まっていく航空系のポイントシステムです。貯まったマイルを使って航空券を買うことができるので、飛行機を利用する際にはたいへん重宝します。
また、マイルは各ポイントと相互交換することができ、貯まったマイルをポイントに変えたり、逆に貯まったポイントをマイルに変えることもできます。飛行機を頻繁に利用する方にとってはマイルを貯めて利用するのが効果的です。
マイルを貯めるには、航空会社のクレジットカードと連携するのが効果的です。
日本航空(JAL):JALカード、Dポイントと交換可能
全日空(ANA):ANAカード、Rポイントと交換可能
ポイント・マイルは、支払いするということにおいてお金と同じです。QRコード決済、ポイント・マイル、クレジットカードを連携させてしっかり貯めましょう。